人狼殺の9人標準局での村人の戦略を解説します。初めて9人の人狼に参加する人向けです。この記事を読めばひと通りセオリーがわかると思います。
9人村役職構成
村人(役職なし) 4名
占い師 1名
ハンター 1名
狩人 1名
人狼 2名
勝敗条件
村人陣営:人狼を全員処刑する
人狼陣営:村人陣営と人狼の人数が同じになる
村人の基本戦略
9人村と6人村の大きな違いは村人陣営の人数が増えていることです。6人村の戦略でも書きましたが、6人村では初日に人狼を処刑できないと殆どの確率で人狼陣営の勝利となります。そのため、初日に占い師を処刑するのがセオリーでした。
しかし、9人村では初日に狼を処刑できなくても人狼陣営が即勝利にはなりません。3回目の昼まで(3回の処刑の内)に人狼を1人殺せばゲームは続きます。なので、1日目に占い師を処刑する必要はありません。
9人村標準局では、狂人がいないので村人陣営がかなり有利に作りになっています。村人陣営になったらラッキーと思いましょう。
占い師が1人しか出ない場合
占い師が1人しかCOしなかった場合、すなわち平和村の場合を考えます。この場合、占い師が黒出ししていればそのプレイヤーを処刑します。白出していればそれ以外のプレイヤーから処刑することになります。
平和村の場合、役職フルオープンするのがセオリーとなっています。つまり、ハンターと狩人のプレイヤーがカミングアウトすることとなります。そうすることで、占い師はハンターと狩人を占う必要がないので、次の夜の占い先を絞ることができ、占い師が人狼を見つける可能性が高まるからです。
よって、村人は自分の村めを上げながらグレーのプレイヤーを精査していくことになります。
占い師が2人出た場合
占い師が2人出た場合について説明します。この場合、2人の占い師うちどちらかが人狼ということになります。6人村であれば初日に釣りそうなところですが、9人村では初日に占い師を釣る必要はありません。占いの真偽が定まった2日目以降に釣ることになります。よって1回目の昼はグレーまたは黒出しされたプレイヤーから釣ることになります。
初日に黒が出た場合
初日に黒が出た場合についてはこちらの記事に詳しく書きましたので読んでみてください。
人狼殺|9人標準局で人狼が初日に黒出ししてはいけいない理由 - 現代の高等遊民 blog
一言で言うと村人陣営が有利になります。
初日に黒が出なかった場合
初日に黒が出なかった場合は、白出しされていないプレイヤーを精査していくことになります。このとき、どのプレイヤーが人狼かを見分けることは殆どできません。基本的には考察できていないプレイヤーや黒1(最も怪しいプレイヤー)を上げていないプレイヤーが釣られることになります。そのため、村人は釣られないように考察を伸ばし、黒1を上げる必要があります。
2日目の昼は占いの結果によって様々なパターンがあります。大事なことは2回目の昼までに人狼を1人釣らないと人狼側がかなり有利になるということです。なぜなら、3回目の昼に人狼が2人いると、5人中2人が人狼になります。村人陣営が1人でも人狼陣営に流されると負けてしまうからです。
よって最もオーソドックスな展開は占い師のどちらかを釣ることになります。50%の確率で人狼を処刑することができます。村人は初日からこの展開を予想して、どちらの占い師が真かを注意深く観察する必要があります。
3日目以降はその展開によって様々ですので、今回の考察はここまでです。
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