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【英単語】受験英語|英単語を効率よく暗記する学習法

本記事では英単語を効率的に覚える方法について解説します。英単語は受験英語にとって基礎的にな項目です。単語を覚えずに受験英語を突破することは難しいでしょう。ですが、英単語の勉強はかなり苦痛ですよね。僕もだいぶ苦労しました。

本記事では脳科学の視点から、できるだけ効率的に英単語を覚える方法について紹介します。
本記事の対象者は以下の方です。

・大学受験生
・これから英語を勉強しようとしてる社会人

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脳の働き

記憶には主に2種類あります。短期記憶と長期記憶です。短期記憶とはその名の通り、短い間だけ保持される記憶のことです。例えば会ったばかりの人の名前を考えてみましょう。次の日には忘れていたりしますよね。一般的に、人は覚えて30分後には覚えた事柄を忘れてしまうと言われています。

逆に長期記憶は長期間の間保持される記憶です。長期記憶に保存された記憶は、短期記憶とは違い、かなり長い間忘れることがありません。例えば、自分の生年月日は、普段使っているわけではないですが、忘れないですよね。

何が言いたいかというと、英単語の学習で重要なことは、英単語を短期記憶から長期記憶へと移すことだということです。

ではどうすれば短期記憶から長期記憶へと英単語を移行することができるのでしょうか。そこで着目するのが、脳の海馬と呼ばれる場所です。海馬は記憶を短期記憶に保持するか長期記憶に入れるかどうか判断する役目を担っています。海馬は「これは重要だぞ」という記憶を長期記憶へと移行します。

つまり、英単語を効率よく覚えたければ、海馬さんに「これは重要だぞ」と思わせればいいんです。

使用頻度を多くする

海馬が重要だと判断する基準の1つに使用頻度というものがあります。海馬さんは何回も同じ情報が使われていると「これは重要な情報だ」と判断し、長期記憶へとその情報を保存します。例えば、よく使う自分の電話番号とかは勝手に覚えてしまいます。

故に英単語も1回でその単語を完璧に覚えようとしてはいけません。それでは、長期記憶には保存してくれません。1週間後には忘れてしまうでしょう。むしろ1回あたりの労力をすくなくして、何回も復習したほうが脳の機能的には長期記憶へと保持されやすいことがわかっています。

なので、英単語を勉強する場合、1日で10単語を完璧に覚えて1週間で70単語覚えると、最後の日には最初の単語は忘れしまいます。むしろ、1日で70単語を適当に覚えて毎日繰り返し復習するほうが効率的ということになります。

問題形式で覚える

英単語をただみて覚えるのはあまり効率的ではありません。見ているだけだと海馬はあまり重要だとは判断しないからです。そこでおすすめするのが、問題形式で覚えるということです。例えば、英単語の意味の部分を隠して、意味を当てるという感じです。

最初はわからなかったり、間違えたりすると思います。ここで重要なのは「なんだっけな?」と考えることです。それから答えをみると、海馬さんは「これだけ考えているんだから重要そうだな」と判断するわけです。故に英単語を覚えるときは見るだけでなく問題形式にしたほうがよいです。

関連付け記憶

関連付け記憶とは、あることがらを記憶するときに他のものと関連付けて一緒に記憶することです。例えば、「明智光秀が本能寺で織田信長を襲った」という歴史を覚えるときを考えてみましょう。そのときかの有名な台詞「敵は本能寺にあり」と関連付けて覚えると記憶に残りやすのです。

これは記憶へアクセスする経路を多くするということです。「明智光秀が本能寺で織田信長を襲った」という事実を直接思い出せなくても、「敵は本能寺にあり」という印象的な台詞を経由することで思い出すことができるというわけです。

英単語にも同じことが言えます。英単語単体で覚えるよりも文章として覚えたほうが覚えやすいです。例えば、createという単語を覚えるときは、単体として覚えるのではなく、God creates the world というように文章と一緒に覚えたほうが良いということです。 もちろんその文章はできるだけインパクトのあるものが良いです。

音と一緒に覚える

英単語は文字だけで覚えるのではなく、音声と一緒に覚えるのがおすすめです。先程解説したように海馬さんは何回も使用した単語を重要だと判断します。それは目からの情報に限りません。耳からも一緒に単語を聞かせることで、海馬さんはより重要だと判断します。

さらに関連付け記憶のところで、様々なものと関連付けた方がよいと言いました。英単語も音声と関連付けて覚えたほうが効率がよいです。

さらに音声を聴いて覚えることはリスニング対策にもなるのでやらない手はありません。どうせ覚えるなら正しい発音も覚えましょう。

音読する

最後は音読です。実は音読は言語習得に最も効率的な方法です。基本的に人間は声に出して読めない単語を覚えることはかなり難しいです。なにせ人間は文章を読むときでさえ、頭の中で音読しているからです。音読は長文読解力を向上するのも非常に効果的です。

また、音読の重要な点は口を動かすということです。実は人は何もしないよりも運動しているときのほうが記憶しやすいことが明らかになっています。なので、音読するときはよく口を動かして発音しましょう。(歩きながら覚えるのも効果があるみたいです)

音読は勝手に音声として耳からも学習できるので一石二鳥です。電車の中とかではできませんが、家でやるときはCDの正しい発音を真似て音読しましょう。

まとめ

本記事をまとめると以下のようになります。

  • 短期記憶→長期記憶が重要
  • 1回あたりの労力を少なくして、何回も復習する
  • 短い文章も一緒に覚える
  • 音声CDを利用して、音読をする