ロシア文学ってアホみたいに名前覚えにくですよね。
愛称とか人によって呼び方違うし。
ドストエフスキーの『悪霊』を読み始めたので、自分の為にもまとめます!
※ネタバレは無いです。(性格とかくらいかな)
-ドストエフスキー『悪霊』登場人物-
ヴェルホーヴェンスキー家周辺
ステパン・トロフィーモヴィチ・ヴェルホーヴェンスキー(ヴェルホヴェンスキー氏、ステパン氏)
元大学教授。ワルワーラ夫人とは旧知の仲、ほとんど夫人を頼って生活をしている。
情緒不安定。圧倒的ニート。
ピョートル・ステパノヴィチ・ヴェルホーヴェンスキー(ピョートル、ペトルーシャ)
ステパン氏の息子。ステパン氏とは疎遠だった。ニコライとともに街に帰ってくる。
喋りだしたら止まらない男。
スタヴローギン家周辺
ワルワーラ・ペトローヴナ・スタヴローギナ(ワルワーラ夫人)
スタヴローギンの母。未亡人で、富裕な地主。ステパン先生とは旧知の仲。
圧倒的貴族感。
ニコライ・フセヴォロドヴィチ・スタヴローギン(ニコライ、ニコラ、スタヴローギン)
主人公。ワルワーラ夫人の息子。ヴェルホヴェンスキー氏の教え子。美少年だが、狂ったような行動を取ることもしばしば。
悩める主人公。
ダーリヤ・パヴロヴナ(ダーシャ、ダーシカ)
スタヴローギン家の養女。20歳の美少女。みんなのアイドル。
ドロズドワ家周辺
プラスコーヴィヤ・イワノヴナ・ドロズドワ(ドロズドワ夫人)
ワルワーラ夫人寄宿女学校時代の友人。リーザの母親。富豪。
リザヴェータ・ニコラエヴナ・トゥシナ(リーザ、リザべヴェータ)
ドロズドワ夫人の娘。ステパン氏に家庭教師をしてもらったことがある。美人。馬に乗っている。
マヴリーキー・ニコラエヴィチ・ドロズドフ
リーザのお供。
ステパン氏と愉快な仲間たち
リプーチン
ステパン氏のサークル最古参。中年の役人。噂話が好き。
情報収集能力がKGB並。
イワン・パーヴロヴィチ・シャートフ(シャートフ)
熱狂的なファン。
ヴィルギンスキー
存在感が薄い人。役人。純粋な青年。
G(アントン・ラヴレンチエヴィチ)
自称「私」。物語の語り手。ステパン氏の親友。常識人を装っているが、この小説に常識人は出てこない。
街の人たち
イグナート・レビャートキン
元大尉。酔っぱらい。妹を虐待している。基本的にはクソ野郎だが、本当はいいヤツなのでは?と思わせるところがある。
マリヤ・チモフェーヴナ・レビャートキナ
レビャートキンの妹。足が悪い。占いが得意。マリア様感を漂わせている。
カルマジーノフ
何故かバカにされる作家。ロシアの実在する作家・ツルゲーネフがモデル。
アレクセイ・ニーロイチ・キリーロフ(キリーロフ)
最近住み始めた建築技師。スタヴローギンとはペテルブルクで知り合う。シャートフと仲良し。
シガリョフ
ヴィルギンスキーの妻の弟。
トルカチェンコ
四十がらみの年輩でペテン師や強盗の熱心な民通家。
アンドレイ・アントーノヴィチ・フォン・レンプケ
新しく来た知事。
ユリヤ・ミハイロヴナ・フォン・レンプケ(レプンケ夫人、ユリヤ夫人)
知事夫人。
ピョートル・パヴロヴィチ・ガガーノフ
ニコライに鼻をつまんで引きづられた人。ただの被害者。
アルテーミイ・ガガーノフ
ニコライに鼻をつまんで引きづられた人の息子という汚名を着て生きる人。
フェージカ
流刑から舞い戻った民。